実は、えびすやには初入浴です。10年越しでようやく制覇、普段はなかなか宿泊できないが雪のあるおの時期にちょうど空いていたのでタイミングよく宿泊できた。
宿の人もなかなか親切だし老舗旅館の実力は凄い。
お湯はというと冒頭でも話したがご存じ、梶原の湯と弘法の湯梶原の湯は開湯当時からあった元湯本来の歴史ある湯、一方弘法の湯は間欠泉であり土類系の堆積物があり土類が蓄積する何かがあるのかな?
両方とも硫酸塩成分の少ない重曹食塩泉でケイ酸と炭酸成分の高さに特徴があり、ここの温泉の最大特徴だと思う。
但し、炭酸水素塩成分の特徴が強く、やや炭酸泉としての特徴がスポイルされているのが残念です。
梶原の湯は40℃を切ったぬる湯で一度入ったら出られない泥沼温泉で弘法の湯の湯とは明らかに違う入浴感であります。
一方弘法の湯は7分間隔で出たり出なかったりの間欠泉で高温の温泉で入浴中も土類独特の入浴感があり香を楽しむにはいい湯である。
今回は宿泊だったので、両方同時に入浴しないで別々に入浴した。
ぬるゆに入りたい作用もあるが体が完全に梶原の湯を求めている。
伝統あるお湯はやはりなにかがある。いつもでもこの湯が存在することを期待する。