2019年4月30日火曜日

秋田大湯温泉「荒瀬共同浴場」

あなたが一番好きな温泉はと聞かれると、必ずここの温泉を挙げるようにしている。
どこにでもある食塩泉じゃないと思われるひとも多いと思うが、確かに食塩泉でかなり
一般的な感じのお湯である。
 温泉の味わいになにを求めるかといえば人それぞれで、視覚から感じる人が多く
温泉の実力以上に評価をする人も多い。ここは無味無臭で視覚から訴えるものとはあまり
なく温泉そのものに、評価がわかれるところで、普通の温泉ファンには渋すぎて判らない

ことが多いかもしれない。最近では地元の小野上温泉に年間40回も行っておりかなり
の食塩泉フリークともいえる。
 食塩泉のなにが良いかというと、非常に穏やかな温まりかたをする、昔は急激な温まる
性質などが好きだったが年齢を重ねるとこのような入浴感が非常に好きになる。

 話を荒瀬共同浴場の話に戻そう、ここのお湯が勿論好きで、今回で4回目の再訪であります。場所が近ければ、更に再訪の回数は増えるのでしょうが何分にも自宅から500kmも離れているのでなかなか来る機会も少ない。
 ここの温泉なにがよいかといえば、河原より勇出している足元湧出温泉なので、温泉
の鮮度感が抜群なので、普通の温泉+究極の鮮度で、究極の良い湯になっているのだと思う。
こんな温泉最強だと思う人は数少ないかもしれないが、地元の人には物凄く愛されている
共同浴場である、だまされたと思ってはいるべし。


ひない温泉「比内のゆ」


  今回の本題である硫酸塩泉の濃いお湯を目指した、濃い硫酸塩泉は嵌りだしたら
格別な良い湯である。関東周辺にも意外に濃い硫酸塩泉のお湯があるが湯使いが
悪く循環湯や塩素投入など入浴感に深みが感じられなくいまいちなのである。

 だから、すごい入浴感を得られるために、濃い硫酸塩泉を求めて秋田まで入浴にくるのである。場所は花輪線 扇田駅の駅裏にあり駅のホームが見える。住宅街の中にあるきわめて平均的な温浴施設である。
 ここの温泉の特徴は41℃42℃43℃と3タイプの浴槽があるすこししか温度差
はないが、わたしは43℃の一番高い浴槽にいつもいた。濃い硫酸塩泉と高い温度の
相性は抜群なのである。早朝より営業している温泉は地元の人の温泉なんだなと思う。

http://www.dodasuka.com/spa/hinainoyu/


六郷温泉「あったか山」

久々の投稿であります。秋田県の大舘周辺の湯めぐりです。今回は硫酸塩成分の含有率
が高い温泉を目指します。できれば、硫酸塩(サルフィート)が1000mg/kg
以上を目指します。
 硫酸塩泉の高い温泉地帯は結構数少なく、いわゆるグリーンタフ型の温泉は
硫酸塩泉とはいえ、単純温泉に近いどちらかというと薄い成分になっています。
 まずは、秋田県南部の横手市周辺の温泉に結構濃い硫酸塩泉が数多く存在しており
まずは目指したのは、 金峰山温泉「ゆっぷる」にいったのですがなんと再訪していたので
あわてて、ここ六郷温泉に目標を絞りました。

 けがの功名ではないですが、なかなかの温泉に当たりました。PH9.3の高アルカリ性温泉に、硫酸塩成分が1074mg/kgとかなりの高硫酸塩温泉です。
 なぜ珍しいかというと、PH9.0以上の温泉は成分総量が0.5g以下といった
きわめて薄い成分の温泉になっていることが多いです。
 この温泉の鋭さは、日本でも稀有な温泉で、芒硝泉(芒硝石膏泉)と硫酸塩泉好きには
たまらないお湯となっている。
 お湯はかなり細かい泡がびっしりつくが、炭酸成分もないのでポンプのくみ上げ時
おこることなのか不思議なことです。
 温泉はしっかりしたお湯で、プロ向けな入浴感は達人な方は是非に入浴ください。
コテージを併設されているので、十分家族連れにもよい。
http://www.misato-onsen.com/attaka