2012年3月28日水曜日

御所平温泉「かくれの湯」


今日本は空前の炭酸ブームである、お酒のハイボールが由縁ともいわれるが、健康ブームと相成って、カロリーゼロの炭酸水や美容の炭酸パックや炭酸ミスト、入浴剤 にまでそれぞれの商品が売り上げを伸ばしているという。炭酸水そのものは、血圧を下げる作用や老化の防止効果の血液をアルカリ性にすることやエネルギーの代謝を高める作用、疲労回復によいとされていて今注目の成分なのである。

温泉業界でもその入浴効果として、炭酸水は体温が水の2倍以上上昇するするともいわれ湯冷めぜず、心臓に負担かけずに長湯ができる。
そんなこともあり、都市部のスーパー銭湯では温泉とはほかに、人口炭酸泉を備えた浴槽が数多くみかけているかたも多いかと思います。

このプログにも書いているが(柚木慈生温泉 願成就温泉 鷺来ヶ迫温泉 「俵屋旅館」 赤川温泉 「赤川荘」 長湯温泉 「ラムネ温泉」   筌の口温泉「山里の湯」)炭酸泉(CO2、CO3)は西日本に比較的多い泉質であります。
 結構勘違いしている人も多いかと思いますが、泡つきが多いとか色つきの温泉が効くとか視覚的な面で温泉を判断しているが殆ど視覚的なものではなく、温泉水にいかに炭酸水が入っているかで、温泉が効くということです。つまりは、温泉成分が入っているかです、言われてみれば至極あたりまえのことなのですが、人間は視覚から入ってしまうので、どうしても錯覚しがちです。
温泉分析書には、どの成分がどれくらい入っているか記載していますので、こんど行ったら確かめてください。
 
群馬の温泉の中では、比較的、炭酸水効果のある温泉は少なく、若干の炭酸水効果のある温泉といえば赤城温泉「赤城温泉ホテル」があげられます。
前置きが長くなってしまったが、応桑温泉「御所平温泉かくれの湯」は群馬では炭酸水効果のある温泉である、出来てまもない温泉であるが温泉は抜群によく入浴の充実感はほかでは味わえないものである。
温泉分析書を見ても、3gくらいの重曹泉ベースの温泉ではあるが、メタケイ酸やこの炭酸成分硫酸塩成分、土類成分などが含めれており、入浴前の下調べを行ったときのときめき感は非常に高かった。
かくれ湯のある群馬県の北軽井沢地域は以前は代表的な温泉も無く、温泉県の群馬でも不毛な地域であったが、リゾートの強い北軽井沢では近年温泉掘削が進み、かつ良質な温泉が数多く出来てきて、温泉でも今注目のエリアとなりつつあります。
かくれ湯は施設がやや貧弱なので、一日ゆったりと過ごせる施設ではないが、抜群によい湯は是非入浴してほしい、もしかしたら温泉感の変わるくらいよい湯かもしれない。

浅間山周辺は温泉不毛かと思ったがよくもまあこんな温泉湧いたものだと関心するばかりです。
 
参考HP 長湯温泉協会公式ホームページ






2012年3月20日火曜日

川原湯温泉「共同浴場 王湯」

川原湯温泉が死んでゆく、ここを訪れるたび1軒2軒と旅館の廃業される。ここの温泉」との付き合いは約30年にわたり数々の思い出や思い入れのある温泉でその泉質のよさは、現在の温泉に嵌るきっかけになったひとつの温泉です。

そんなよい湯の川原湯温泉ですがひとつは人為的なものが大きく、ダム建設のあおりうけたことが悔しくてならない。ダム建設に反対、賛成とベクトルが交互におこり、身勝手な人が責任のない発言をして、またここにいる住人たちを迷わせる。行政は本当にここに住む住民のことを考えて、物事を進めてほしい。
川原湯温泉は、大きく分けてここ王湯の舞台下にある元の湯源泉と神社脇にある新たに掘削した新湯源泉があり(その他に掘削した源泉、旅館独自源泉もある)王湯は2つの源泉の混合泉で湯口が2つ(正式には3つ)から供給されている。

入浴感は食塩泉で、含みのある温泉で硫酸塩成分、メタケイ成分も多くふくまれ穏やかで、強いお湯となっている。穏やかさと強さと矛盾するようだが、ここの温泉の表現をするとこんな感じだと思う。誰もがいい湯に入浴したと思わせる温泉で、噛めば噛むほど味のでる温泉だと思う。

代替地移転や駅ができるのもあつ数年かかるという、それまでこの地は残るが川原湯温泉はもう限界かもしれない.


本当に川原湯温泉が好きだ、川原湯温泉がよい方向に向かってほしい。幸あれと願いたい。

http://www.kawarayu.jp/
 










2012年3月19日月曜日

望月温泉「みどりの村」

望月温泉は中山道の旧宿場町である望月宿にある温泉です。
今回は以前おじゃました青木荘(こちらも良施設)と別の入浴施設で、こちらは宿場からけっこう山の中に入った場所にあり別荘地も含め、都会の喧騒と隔離した趣で、温泉のよさを含め、長期逗留できたら心の洗濯ができ最高の環境だと思います。
 広大なる林の中にあるってことはなにか落ち着くことができ余分な施設がないのもいい。

さて温泉ですが、やはりこの周辺でも格別よい湯になっていて、掛け流しの湯使いもあってか地元の人を中心に人気の高く日帰り入浴も積極的に行っている。
 温泉は土類(Ca)交じりの食塩泉で1.8gの印内の湯と7gの古宮の湯の温泉分析書の掲示があった。湯使いに詳しく聞かなかったがおそらく混合使用かもしれない。
掛け流し湯なのと、やはりメタケイ酸や硫酸塩の含有があるのがここの温泉の含みのあるよい湯に仕上がっている最大の要素だと思う。

春日荘の管理人の方と同浴してそんな話をしたが、あとで春日荘の方と聞いて思わずしまったと思った(笑)この場を借りてお詫び申し上げます。

http://www.midorinomura.jp/






千曲川温泉「ゆうふる tanaka」

千曲川温泉「ゆうふる tanaka」はしなの鉄道の田中駅前にありおそらく徒歩2分くらいの文字通りの駅前温泉だと思う。
駅前温泉であるが、よくある地方都市では、車社会が発達しており、車路管制型の駐車場も完備しており車での利用が圧倒的です。
地元の人気施設なのか、結構なお客さんの入りで館内は結構にぎやかです。
温泉は土類(Ca)交じりの3.5gの食塩泉で、この泉質によくあるアブラ臭のする温泉で濃度感もちょうどよく、掘削自噴と書かれているように、お湯使いが抜群によく、こちらも関東平野部によくありがちな温泉だが、湯使いのよさで、大分入り応えのあるお湯になっている。

自噴泉の強みや大量投入の新泉など、長野の東信の温泉の激戦区ならではのここの温泉の強みを発揮している。
さすが長野の温泉、駅前の温泉でもこんなによい湯があるんだと思わせる温泉日帰り施設です。

http://www.yurarikan.com/tanaka/index.htm








金原温泉「大田区休養村とうぶ」

大田区休養村とうぶは東京都大田区の保養施設で、スタジアムを思わせる巨大なる保養施設であります。
場所は長野県東御市にあり、上信越自動車道の東部湯の丸IC、北西側にあります。

湯ノ丸山の山麓にあり、同じく湯ノ丸山の群馬県よりには、名湯「鹿沢温泉」がありどんなお湯かと期待していました。
ちょっと灰汁の強い源泉を期待したのですが、よく関東平野にある2.3gのちょっとモール気味の重曹食塩泉でちょと肩透かしであります。
しかし大きな違いはその入浴客の違いで、大混雑の都市部の温泉とはやはりというか温泉の感じ方が違います。
温泉の素質は、同じですが独占浴に近いと、お湯の鮮度感による温泉のパワーが違います。

大田区は東京きっての温泉密集地帯で、温泉の目の肥えた人も多いかと思います。
 そんな大田区民を満足できる施設かもしれません。湯の丸山はツツジの名所、花の時期にはいい場所です。

http://www.yurarikan.com/toubu/





2012年3月18日日曜日

赤城温泉「赤城温泉ホテル」

赤城温泉「赤城温泉ホテル」との付き合いはかれこれ30年以上前になる自宅から一番近い温泉がここ赤城温泉です。
また自力(バイク)で初めて入浴した温泉でも思い出や思い入れの強い温泉です。
赤城温泉郷は赤城温泉、滝沢温泉、忠治温泉と三つの温泉の総称で赤城山南麓の山深い中にある。
ここは会社の行事等で数回宿泊したのですが、温泉や自然環境もよくまた宿の人もよい人柄なので良旅館だと思います。

温泉はというと、重曹泉ベースだが硫酸塩成分やメタケイ酸、炭酸成分の含有量も多く、それが温泉の強さの要因で、入浴中はそうでもないが、入浴後は疲労感を覚えるくらい温泉の力は
強く、温泉を楽しみたい人は是非入浴してほしい。

温泉に力があるということ、それはどんなことか考えさせる深い温泉である。

http://www.akagionsen.com/






2012年3月13日火曜日

昭和温泉 「昭和村総合福祉センター 昭和の湯」

昭和温泉 「昭和村総合福祉センター 昭和の湯」は沼田市街地から近い場所にある日帰り入浴施設です。どこにでもあるような地元密着の日帰り施設で、これといった特徴もすくないですが、地味なお湯で、全国規模の温泉ではないが、玄人受けするお湯で最近Myお気に入り的な温泉である。

若いころは、白濁硫黄泉とか茶色に染まった濁り湯が好きだったが濁り湯と透明湯2つあったら、透明湯のほうをチョイスしてしまう。
長年、温泉めぐりをしていると、経験上透明の温泉ほどよい湯に出会えることが経験上わかる。
勿論初めての土地へいくときは、他人のインターネットの情報は殆ど参考にせず、唯一参考にするのは、温泉の分析表です、よい湯や自分好みの温泉を求めて、真剣にリサーチした場合はよい温泉に辿りつくには容易である、是非みなさんも実践してほしい。

さて、昭和温泉「昭和の湯」はPH9.1の群馬でも高アルカリ性の単純温泉で芒硝食塩泉の要素が強く、メタケイ酸の値も高いので非常に温まり感の強い温泉で、毎日入浴したいお湯です。

以前は循環湯でお湯使いがちょっとといった感じでしたが、最近少し湯使いが改善したのもわたしが通う回数が増えた要因かもしれない。
芒硝泉系の温泉は何処でも、人気施設な場合が多くここ昭和の湯でも御多分に漏れずいつも駐車場がいっぱいでゆったりと過ごすひとが多いのもここの温泉施設の特徴です。あまり知られていないこんな温泉でも相当な実力を兼ね備えている。

環境が群馬の温泉です。芒硝泉系の好きな人は是非に訪れてみては如何でしょうか?

http://www.vill.showa.gunma.jp/tourism/spa/showanoyu.htm








2012年3月11日日曜日

五十沢温泉「旧館」

五十沢温泉「旧館」は南魚沼市(旧六日町市)の市営温泉施設で、地元の方たちの憩いの温泉であります。ことらにくるとどうしても吸い込まれるように再訪していて相当数入浴している。

お湯は成分が少ないアルカリ性単純温泉でPH9.4で越後湯沢温泉と同じような温泉だが越後湯沢温泉が芒硝食塩泉の入浴感だがそれにプラスしてこちらの温泉は重曹泉的な要素もあり複雑な入浴感が特徴である。

お湯は成分の濃度感だけでなく、お湯のバランスのよさも大事なんだと思わせる、魚沼の名湯是非入浴してください。

一郷一会 100名湯ブログ 








越後湯沢温泉「湯元共同浴場 山の湯」

越後湯沢温泉は雪深い、山奥の温泉だが東京より新幹線や高速道路の利用で深い雪国を感じさせない温泉であります。
湯元共同浴場 山の湯は湯沢温泉の中心部より最北側の山の高台にあり、ちょうどガーラ湯沢駅に隣接する。

 湯元源泉は湯沢温泉の歴史ともいえる温泉で、多くの文人が逗留した温泉としても名高い。
有名な川端康成の代表作雪国はここ越後湯沢温泉を舞台としていることは有名で、この温泉のすばらしさを物語っている。

さて、湯元源泉だが、ここの温泉の最大の特徴は硫黄泉で、透明な源泉を惜しみなく掛け流されいてその温泉のすばらしさは、現在の私の文章力では書き表せない。
硫黄の香りは結構脳を刺激するみたいで、入浴感以上の味わいがあるのかもしれない。
ここの温泉は、PH9.6でこれは日本でもかなりのアルカリ泉で、硫黄泉ばかり強調されるが入浴感からの特徴はこの部分に値するものが大きい。

これだけ強いアルカリ成分ならかなりぬるぬるする温泉と想像するひとも多いかもしれないが
硫酸塩成分のきしきし感が勝っており、入浴中は結構あっさりしたものだが、お湯の成分なのか湯上り後の感触がよく、しっとりすべすべなお湯になること請け合いです。

美人の湯に疑いなし、お湯は力強いが、成分が薄い単純温泉なので穏やかさも兼ねそなえてそれがここ越後湯沢温泉 山の湯の本当のよさなのではなかろう。

温泉はいろいろなお湯があるから楽しい、当分は湯めぐりはやめられない。

http://www.yuzawaonsen.gr.jp/







沢渡温泉「共同浴場」

沢渡温泉との付き合いは年がばれるが30年以上になる。入浴回数も半端な数ではと思う。
改めてここの温泉のことを書くっていうのは、意外と難しいものです。慣れ親しんだ温泉こそ親しみやすいが、じゃーどうやって書くのいったことで、自分の家族のことを書くのと同じ感じか(笑)沢渡温泉は、いけば車を止める駐車のことなど、いつも決まりごとのように自然に動くこと出来るほど入り倒した温泉で比較的、家の近くにある伊香保温泉より遥かに、入浴している。

なぜそれほどまで入浴回数が多いといわれると、頭ではなく体が自然と欲することで、今まで何度も入浴したがいままで一度も裏切られないほどよい温泉でこれからも入浴回数は確実に伸ばすことは間違いない温泉です。

ここの温泉の最大の特徴は、なんといっても切れ味のよさなのでしょうか、硫黄の香りのする石膏芒硝泉でお湯に力があり、入浴後の満足度は非常に高い、同じ地域の四万温泉が静の温泉なら沢渡温泉は動の温泉、入り比べればその違いがなるほどと思われます。

温泉街に人通りが少ないとか湯量も四万温泉に比べ少ないとか問題点もありますが、個人的には群馬の温泉でも1、2位を争う。もう少し湯量があって、日帰り施設でもあったもっとこの温泉が活性化されると思います。

上州にはこんな地味な場所にこんなよい湯あるんです。温泉は絶対いい。

http://www.sawatari.net/


一郷一会 100名湯ブログ






2012年3月9日金曜日

四万温泉「河原の湯」

四万温泉は群馬を代表する温泉地で、草津、伊香保とならび群馬3大
温泉に数えられ、収容人数、温泉の泉質ともその名に恥じない。
実は、四方温泉というのは全体の名前で日向見、ゆずりは、新湯、桐の木平、温泉口、山口地域の総称である。

縦に長い温泉地でその地域毎に温泉の性質がすこしづつ違うのが面白い、四方温泉は、基本は食塩泉だが、上流部へいくほど石膏泉の性質が強くなり源泉に拘った温泉めぐりも楽しいものである。

四万温泉「河原の湯」は多くの四方温泉共同浴場の一つで四方温泉の
中心地の新湯地域に存在していて、バスの発着場近くにあります。

四方川の河川敷の一段上がったところにあり、なるほど河原の湯のネーミングにぴったりの共同浴場である。
泉質は食塩泉で、それも極上なお湯で日本でもそうとう上位な食塩泉
だと断言できる。

穏やかな性質をもち、派手さのないお湯だが、私も年齢を重ねるごとに
この温泉に近づいてきたと感じます。
こちらは芒硝食塩泉で、メタケイ酸の含有量も多く、深み成分も十分で
芒硝成分がお湯の強さを表しており、深く強くしかも穏やかさの食塩泉と
温泉のよさの資質を十分にもっている。
現在日本全国の温泉めぐりを行っているが、このような当たり前の泉質
っていうのが意外となく、昔からなじんだこの温泉の実力がこんな凄いお湯となっているのはまったくもって灯台元暗しである。

すべての食塩泉ファンに捧ぐ、日本を代表する食塩泉には間違いない。

http://www.shimaonsen.com/









2012年3月5日月曜日

坂口温泉 薬師の湯「小三荘」

坂口温泉 薬師の湯「小三荘」は旧吉井町(現高崎市)にあり高崎市の温泉の中では一番個性的な温泉だと思う。場所は高崎市から富岡市へ抜ける山側の道 で県道200号線沿いで結構交通量も多く意外とここを通られた方も多いと思います。

日帰り入浴としても多くのひとが入浴しているのだどうかコインロッカーまである。お風呂は内湯がひとつで、サウナや水風呂まである。湯使いは入浴感や湯口からみておそらく加温掛け流し湯ではないかと思う。
実はここの温泉かれこれ20年以上前から訪れていて以前は循環湯のおおざっぱな湯使いだったような気がする。
温泉は、すばらしいの一言で、食塩泉らしさのある入浴感が得られる、炭酸成分(CO2)の温まり感やメタケイ酸なども結構効いているきがする。
同じような温泉成分である関東の平野部の温泉と比較すると明らかに違い、お湯のよさが確実に実感できる。
温泉は沢山入って、はじめてわかるよい湯の概念、いっそう温泉巡りが楽しくなる。
上州、西毛地域の名湯、看板にふさわしい温泉である。

恥ずかしながら以前書いたものを添付しておきます。
群馬の温泉

http://www3.ocn.ne.jp/~yoshiis/02leisure/yado02.htm