2012年3月4日日曜日

猪ノ田温泉 絹の湯「久恵屋旅館」

群馬には、上毛の国の由来で中毛、西毛、東毛、北毛地域と大きく4つの地域にわけられる温泉としては、活火山やグリーンタフ型の多い北毛地域が本格的な温泉は中心であるが地層の古い、西毛地域の低温泉地帯でもこれは、といえる温泉がある今回はその2湯を紹介したい。


ここ猪ノ田温泉 絹の湯「久恵屋旅館」は藤岡市の山間部にあり周辺にはゴルフ場も数多くあり群馬でもゴルフ銀座というべき場所にあります。
最近では近くに鮎川温泉「金井の湯」が出来て、温泉の中心の地位はそちらに移った感はあるが古くからある 猪ノ田温泉は私の中では藤岡の温泉はというと猪ノ田温泉と考えている。

お湯はというと循環湯ながら鮮度感もあり、重曹泉ベースの単純温泉だがマグネシウムやカルシウムなどの土類系の温泉成分もあり重曹泉としては冷えるお湯ではなく、非常に温まりのある温泉だと思う。
また硫酸塩の成分もありこれが温まる成分の最大の特徴である。

どうしても重曹ベースな温泉は画一的に温泉分析書をみてしまうがこのような微量なる成分がありこれが温泉の絶対的な個性であり、これを見過ごすことが多い。
温泉分析書は温泉のカルテでありいい湯は、どうしてといつも分析書とにらめっこしている。
必ず温泉分析書に答えがあるから面白い、ともかく猪ノ田温泉はお湯がいいので入浴することをお勧めする。

http://www.geocities.jp/hisaeyaryokan/