2012年3月9日金曜日

四万温泉「河原の湯」

四万温泉は群馬を代表する温泉地で、草津、伊香保とならび群馬3大
温泉に数えられ、収容人数、温泉の泉質ともその名に恥じない。
実は、四方温泉というのは全体の名前で日向見、ゆずりは、新湯、桐の木平、温泉口、山口地域の総称である。

縦に長い温泉地でその地域毎に温泉の性質がすこしづつ違うのが面白い、四方温泉は、基本は食塩泉だが、上流部へいくほど石膏泉の性質が強くなり源泉に拘った温泉めぐりも楽しいものである。

四万温泉「河原の湯」は多くの四方温泉共同浴場の一つで四方温泉の
中心地の新湯地域に存在していて、バスの発着場近くにあります。

四方川の河川敷の一段上がったところにあり、なるほど河原の湯のネーミングにぴったりの共同浴場である。
泉質は食塩泉で、それも極上なお湯で日本でもそうとう上位な食塩泉
だと断言できる。

穏やかな性質をもち、派手さのないお湯だが、私も年齢を重ねるごとに
この温泉に近づいてきたと感じます。
こちらは芒硝食塩泉で、メタケイ酸の含有量も多く、深み成分も十分で
芒硝成分がお湯の強さを表しており、深く強くしかも穏やかさの食塩泉と
温泉のよさの資質を十分にもっている。
現在日本全国の温泉めぐりを行っているが、このような当たり前の泉質
っていうのが意外となく、昔からなじんだこの温泉の実力がこんな凄いお湯となっているのはまったくもって灯台元暗しである。

すべての食塩泉ファンに捧ぐ、日本を代表する食塩泉には間違いない。

http://www.shimaonsen.com/