2012年3月11日日曜日

越後湯沢温泉「湯元共同浴場 山の湯」

越後湯沢温泉は雪深い、山奥の温泉だが東京より新幹線や高速道路の利用で深い雪国を感じさせない温泉であります。
湯元共同浴場 山の湯は湯沢温泉の中心部より最北側の山の高台にあり、ちょうどガーラ湯沢駅に隣接する。

 湯元源泉は湯沢温泉の歴史ともいえる温泉で、多くの文人が逗留した温泉としても名高い。
有名な川端康成の代表作雪国はここ越後湯沢温泉を舞台としていることは有名で、この温泉のすばらしさを物語っている。

さて、湯元源泉だが、ここの温泉の最大の特徴は硫黄泉で、透明な源泉を惜しみなく掛け流されいてその温泉のすばらしさは、現在の私の文章力では書き表せない。
硫黄の香りは結構脳を刺激するみたいで、入浴感以上の味わいがあるのかもしれない。
ここの温泉は、PH9.6でこれは日本でもかなりのアルカリ泉で、硫黄泉ばかり強調されるが入浴感からの特徴はこの部分に値するものが大きい。

これだけ強いアルカリ成分ならかなりぬるぬるする温泉と想像するひとも多いかもしれないが
硫酸塩成分のきしきし感が勝っており、入浴中は結構あっさりしたものだが、お湯の成分なのか湯上り後の感触がよく、しっとりすべすべなお湯になること請け合いです。

美人の湯に疑いなし、お湯は力強いが、成分が薄い単純温泉なので穏やかさも兼ねそなえてそれがここ越後湯沢温泉 山の湯の本当のよさなのではなかろう。

温泉はいろいろなお湯があるから楽しい、当分は湯めぐりはやめられない。

http://www.yuzawaonsen.gr.jp/