四重渓温泉は、高雄から高速バスが発着するエリアからバスで恒春行きのバスを車城まででいき、そこから前回と同様、椰子の飲料店からタクシーを呼んでもらい、150元でいくが、白タク営業なのであくまでも自己責任で。
四重渓温泉は前回は宿泊で清泉「せいせん」に宿泊したが今回は日帰り入浴で南台湾温泉大飯店を選んだ。ホテル併設の日帰り専用の施設で、水着着用の台湾の平均的入浴施設で水着とキャップが必要なのも台湾らしい施設である。
いった時は、平日とオフシーズンなのか、やや施設の規模に対してお客の入りが少なく閑散とした状態で、温泉入浴はやや有利となりじっくりとお湯に入ることが出来る。
施設は、大きな露天風呂がひとつ、水主体プールと付帯する中温槽、そして一番人気の高温槽で、何処も温泉のコンデションは一定以上によい。特に高温槽が一番人気らしく、温泉の鮮度がたかくいい湯に集まるのは、台湾の人たちも同じことがわかり万国共通なのか興味が湧く。
お湯は、こちらは台湾の温泉には珍しく硫黄臭が感じられなく、回りに高い山も少なくもしかしたら火山由来の温泉ではないかもしれないが、あくまでも憶測に過ぎない。入浴感はベースが重炭酸土類泉かもしれないが、他の台湾の温泉とはニアンスがちがい炭酸成分とメタケイ成分でなかなか良い湯に仕上がっている。
やはり台湾の温泉はレベルが高い、有名な温泉、無名な温泉それぞれに楽しめるお湯がある。 前々回宿泊した清泉「せいせん」も日式のお湯もよかった、台湾の南の果ての強い太陽のもとに入るお湯はその環境も含め、なかなか良いところである。