2012年1月23日月曜日

明礬温泉 「鶴寿泉」

もし、25年前にこの温泉に入っていなければ、今のように温泉めぐりをやっていたかどうか疑問が生まれるほどの共同浴場です。
 前にも書いたことがあると思うが、以前のお私は色つき温泉大好き人間でした。日本全国、白濁温泉があればどこにでも行くような、そこらへんにいるような温泉マニアでした。(笑)

 まあ当時としては、白濁=よい温泉のイメージが出来上がって、そのほかの温泉は2級品などと当然なのだと本当に思っていたからまったくもって幼かったですね。(笑)

当時当然、別府の明礬温泉といえばなく子も黙る、九州代表の白濁湯
なので真っ先にいった、山形屋さんの湯船につかり当時あった白濁の地蔵泉につかり鶴寿泉も当然頂戴する。

 そしたら、ここが無色透明で当然硫黄臭もしないわけですよね。
だけど、その前に入浴した白濁の明礬温泉よりお湯がよかったんです、白濁だからいいんじゃなくて、温泉そのものがいいんだと開眼した(すぐ閉眼するが)。
 今では当たり前なことでなのですが、この壁を越えられないひと多いですね、これからが本当の温泉の楽しみ方が始まるのですが。

そうとう前置きが長くなったが、やっぱり鶴寿泉はいい、無色透明?であるが、温泉の奥行き感があって、当時を思い出してここから始まる温泉のすばらしさ回顧的に思う。

 ちょっとセンチになったけど、私にとって特別な温泉だと今も昔も変わりない。また10年後にまた来たい。
ぼろぼろになった分析表があるが分析表どおりのよい湯であった。