2012年4月9日月曜日

下仁田温泉「清流荘」

下仁田温泉「清流荘」は西上州を代表する名旅館で、その宿の佇まいなどは風格や風情などあり離れ主体の宿なので群馬では一軒宿の高級旅館ともいえる宿である。
相変わらず手入れされた庭の風景などはなかなかのもので、名物の下仁田ねぎ料理やこんにゃく料理などの料理を堪能したいので、いつかは宿泊したいです。今回は冬の寒い日だったので、宿のご厚意で初めて内湯を利用させていただいた。(普段は日帰りの時は露天風呂利用)
窓からは川のせせらぎが聞こえ、なかなか落ち着く内湯で、やはり温泉を堪能するには露天風呂でなく内湯に限る。

古代檜で作られた浴槽の形状もこれ以上ないといったもので、初めて内湯に入浴させてもらったがとてもいいものだ。
温泉はというと、重曹泉だが土類系の成分も多く含まれているから重炭酸カルシウム泉の要素もありふくよかな浴感となっている。しかしなんといっても最大の要素は泉質名がつくほどの炭酸泉で、ここの温泉の最大の特徴で関東では記憶が定かではないが泉質名がつくのはここと、隣の妙義グリーンホテルの温泉くらいで希少価値の高い温泉である。

かなり昔から入浴しているが、ここの温泉は温まりの強い温泉で温泉としては1級品なお湯だと認識していたがなぜいいかとは最近まで解らなかった。強い温泉の元はそう、最近この泉質の入浴が多い炭酸成分なのです。
泉質名までつくほどの高濃度の炭酸成分が冷える成分の炭酸水素成分を圧倒しており、入浴後の持続する温まり感などがあり東日本を代表する炭酸泉だと思う。
1kmの引き湯なので、泡もつかなくまた色もあまりつかない、だけど強烈な温まり感温泉は色や泡で温泉はいいとは絶対いえないと感じさせるます。

ともかく温泉は一筋縄ではいかないものなのです。

日帰り入浴時間は11:00~14:00迄です、時間は守ってください。