2012年4月22日日曜日

中尾温泉「天神の湯」

群馬は温泉大国である、放射能泉と鉄泉以外はすべてあるいった土地柄で、群馬の住人の温泉に対するこだわりは物凄くある。(温泉に対して有難味を感じないのはどうかと思うが)
自然、生活の一部となっており、おらが地域の温泉が一番と感じているのは他の地域と同じである。
群馬の温泉は入浴料金も安いし、湯使いも殆ど掛け流し湯で循環湯なんてほんのわずかな地域、北毛地域(渋川市以北の地域)へいけば、日本有数な本格的な温泉があり、温泉環境は質、量を含め最高水準の県である。
しかし、唯一の欠点があるとしたら、早朝からやっている温泉が少ないことで、これは隣の長野県や福島県、青森県などと比べても残念なことである。文化が無いといえばそうであるが、これから集客力を考えている施設は、参考にしてほしい。

  さて、ここ天神の湯は、23時間営業の日帰り施設である。仮眠する施設もあるし、前橋ICから至近距離なので、多くの人が訪れている人気施設である。特に早朝タイムのサービス(6:00~10:00)には駐車場にたくさんの車があり、群馬の平野部で早朝営業をやっているのはここだけであるためだろうか。

温泉はどちらかといえばモール泉で、お湯の色もモール系がかかっている。泉質は、関東平野での標準泉質の重曹食塩泉で物珍しさはない。メタケイ酸もあまりなく、特徴のないのが特徴か?
しかし、それを超えるほどの湯使いのよさ、内湯、露天風呂ともに掛け流しで大量に指し湯され抜群の鮮度感でありこの泉質のよさを最大限生かしている湯使いである。

当然、長時間入浴していると、かなりの時間体が温まっているのがわかる、湯使い一つで温泉の感じ方が違うので、やっぱり掛け流し湯ってのは大事だと改めてわかる。
関東平野の同じような泉質で、湯使いのよいところ探している人はおすすめします。