2012年5月15日火曜日

温泉津温泉「元湯温泉 泉薬湯」

温泉津温泉を初めて、訪問したときは10数年前まだ石見銀山が世界遺産を登録する前に石見銀山を観光目的でいったとき、石見銀山から対向車が来てもすれ違いができないくらいの細い道の長い下り坂を降り、ここ温泉津温泉にきた。確かにこの細い道が石見銀山から銀を港町に輸送するにはこの銀の道を使い天然の良港である沖泊港までの道は美しい海を眺め、当時を回顧して歩くにはとてもよい。
 そうここ温泉津温泉も石見銀山の積出港周辺として、世界遺産として認定していて、以前は静かな温泉地だったのだが駐車場が止められないくらい最近では混雑している。

 温泉津温泉は共同浴場が2つあり、明治時代の浜田地震で湧出した薬師湯と今回訪れた 元湯温泉 泉薬湯があり同一系の泉質ながら微妙に温泉が違うので入り比べるのも楽しいだろう。
 温泉は主な浴感は食塩泉であるが、硫酸塩成分、炭酸水素成分やCaやMgの土類成分があり複雑なる入浴感が味わえる。
 しかも、炭酸成分やメタケイ酸も豊富にありしっかりとした温まり感は抜群で 全ての温泉成分が凝縮しているのがここの温泉の最大なる特徴である。今回で温泉津温泉は4回目の訪問である、国道沿いでまた早朝から開いている温泉で行きやすいと思うがそれだけでなく、温泉ファンを惹きつけるものがあり、それは期待を絶対裏切られないお湯がある。 温泉地は世界遺産だが、お湯も世界遺産的なよい湯である。