2012年5月1日火曜日

七釜温泉「ゆ~らく館」

兵庫県の七釜温泉は鳥取県境の日本海沿いにある新温泉町にあり、二日市温泉、湯村温泉と共に浜坂温泉郷を形成している。蛇口をひねればお湯(温泉)が出るといった具合に一般家庭や公共施設にまで温泉が供給されていて、湯量豊富なのと適温で湧出される温泉に他の地域からみればの的である。
 この周辺には、高岡市にはあの巨大なる温泉地城崎温泉も近くにあり有馬温泉と並び兵庫県の一大温泉地である香住ガニで代表される冬場の松葉ガニの里といってもいいほどの地域である。

 七釜温泉「ゆ~らく館」はお湯の傾向として基本的には、芒硝石膏泉であるが炭酸水塩成分と鉄成分が微量に含まれており、やや色が黄身色がかっている。入浴感として芒硝石膏泉主体の硫酸塩泉らしさがよく出でおり温まり方も硫酸塩独特の温まり方で、寒い時期の日本海側の温泉としては最適な温泉で、集中管理の温泉としても城崎温泉よりは温泉自体はこちらのほうがいい。
 
 硫酸塩泉がまだわからないという温泉マニアの人も多い、頭で覚えるより1湯1湯入浴し、体が硫酸塩成分を欲しがるくらい沢山入浴しないと本当の硫酸塩成分のよさが解らない。温泉のよさが解るには硫酸塩成分のよさがわかるところから始めよう。